いよいよ新元号『令和』が始まりました。
日本最古の歌集、万葉集から
「初春の令月(れいげつ)にして、気淑(よ)く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫す」
という梅花の歌三十二首を引用し、
安倍晋三首相の談話では「令和」という元号に込めた意味について『人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ』と述べられました。
そんな新しい時代のはじまり。
『美しく心を寄せ合う瞬間』なんて、
まさに『これまでふたりを支えてくれたゲストに新郎新婦の門出を祝ってもらう結婚式そのもの』ではないかと思うわけです。
令和元年に、これから結婚式を挙げるご新郎ご新婦様。
もしもコンセプトに迷っているなら
こんなに素敵な時代のはじまりに結婚式を挙げられることを誇りに是非『令和婚』をコンセプトに作り上げることをおすすめします。
前置きが長くなりましたが、
ウェディングプランナー目線で
こんなことが出来るのでは?という
令和コンセプトウェディングのアイディア
をご紹介致します!
1)令和カラーでサンドセレモニー
オススメ度★★★★★
令和慶祝カラーは梅・菫・桜の三色。この三色を使ってのサンドセレモニーはいかがでしょう。
人前式のセレモニーとしても、ウェルカムアイテムとしても、再入場後のメイン演出としても様々な場面で目を惹く演出です。結婚式後も新居にオシャレに飾れる点もおすすめ。
2)鏡開き
オススメ度★★★★☆
乾杯酒としても振舞える鏡開きの演出。
見た目も華やかですし、令和を担う若い世代程なかなか馴染みのない演出だからこそ今あえて行うのはいかがですか。
新元号を祝う…もとい新郎新婦にとって大切なゲストと今この瞬間一緒にいられること、新しい時代の始まりを共に過ごせることを祝う、そんな演出として是非!
各テーブルでの鏡開きもおすすめ!
3)梅酒作りラウンド
オススメ度★★★☆☆
一昨年より果実酒作りが爆発的に人気が出ましたが、果実酒作りの先駆けは梅酒作りでした。梅酒作りはずっと昔からある演出です。そして梅といえば万葉集=令和を彷彿させる、令和ウェディングにぴったりのイベント。
新郎新婦がゲスト卓をラウンドして梅と氷砂糖入れて頂き、メインの演出としてラストに新郎新婦がお酒を注いで完成です。
結婚は年月を経る程、熟されて美味しくなる梅酒の如く~と縁起も良いものです。
4)BGMは『令和に残したい平成を代表する一曲)』をセレクトで
オススメ度★★☆☆☆
ゲストにご協力を頂く演出。
招待状に『令和に残したい平成を代表する一曲は?』という質問コーナーを設け集計し、ゲストセレクトの曲を新郎新婦が都度BGMとして紹介していきます。
司会者には『◯◯さんセレクトの一曲でご入場頂きましょう!曲は~!それでは新郎新婦ご入場です!』というように、誰がセレクトした曲なのかも紹介します。
招待状が届いた日から当日のパーティー中までもずっとゲストが楽しめる演出です。
5)金箔のウェディングケーキ
オススメ度★★☆☆☆
とにかく華やかなケーキ!
幸せのお裾分けとしてゲストにお配りするケーキも金箔がのり、おめでたいことをたっぷり感じて頂けます。
6)ウェルカムボードは新元号発表の如く
オススメ度★☆☆☆☆
菅官房長が『令和』を掲げたあのシーン。
再現することをオススメします。
ウェルカムボードの代わりに、ふたりの名前を掲げてみて、速報テロップのように日付を入れるのも面白い?
以上、6つ程ご紹介させて頂きました。
令和元年。結婚式。
『はじまり』はいつだって希望と期待に満ち溢れています。
令和元年初日の本日、
ご入籍された方もきっと多いことでしょう。
令和コンセプトのウェディング、
是非参考にしてくださいね。
そしてもっともっとアイディアが知りたいというあなた!